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2008年11月14日

― 海象監視システム技術を開発 ―
リアルタイムで潮流の"速度・方向"計算可能に

株式会社イメージ ワン(東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 政晴、以下「当社」)は、リアルタイムに海表面の速度と方向を計算することができる海象監視システム(特許審査請求中)を開発いたしました。
当社の画像処理技術や計測技術を用いて開発されたこのシステムは、海上保安庁 海洋情報部 環境調査課殿のご協力を得て、実証実験を行った結果、実利用が可能であるとの評価を得ることができました。今後、この新しいシステムを沿岸海象、環境汚染監視、事故等による油の拡散方向監視、海難事故調査など、近年の防災対策等、国民の安全・安心に貢献する技術として2009年1月より販売を開始する予定です。

近年、沿岸域や夏の海水浴場において、急潮流や離岸流に伴う海難事故や人命に関わる事故が多発し問題となっています。これらの海難事故は、海象が時間的にも空間的にも広範囲で絶えず変化し、とりわけ海表面の状態(流速・流方向)を把握することの難しさが一要因となっていました。これまでにも最新技術のドップラーレーダ装置や超音波流速計などを用いて、海象を把握する対策が行なわれていましたが、急潮流や離岸流など、沿岸域の局所的な場所で発生する海象をリアルタイムに把握することは難しく、費用対効果の高い海象監視システムの整備が危急の課題でした。
今回、開発した海象監視システムは、市販されている屋外型ライブカメラを用いて撮影した画像に、当社のコア技術である画像処理技術や計測技術を用いて、これまで難しいとされていた、海表面の速度や方向をリアルタイムに計算することができるシステムです。

なお、本技術は、2008年11月19日に東京大学で開催される動体計測研究会の他、今後開催される学会・展示会での発表を予定しております。

当社は、これからも"Visual Solution:目で見て理解のお手伝い"を企業の使命と考え、画像にかかわる最新の情報、システム、各種サービスの提供を通じて広く社会貢献に取り組みます。

システムの特長

1)設置費用・ランニングコストが安価
海表面の撮影は市販の屋外型ライブカメラを利用できるため、導入時・保守いずれの費用も、特殊な計測装置の導入に比べて安価です。海面・河川水面の監視目的で既にライブカメラが設置されている施設では、システムのみの後付けで導入できます。

2)専門知識がなくても運用可能
システムはPCにセットアップされたシンプルな機器構成で提供され、計測に関する専門的な知識・経験がなくても使用できます。

3)無人観測
撮影や計測システムの運用中、現場に人が立ち会う必要はありません。さらにデイナイトカメラを撮影に使用することで、昼夜を問わず観測できます。
※システムの設置環境は、PCの動作・運用が可能であることが必要です

4)遠隔地からのデータ管理
通信環境が整備されていれば、遠隔地から解析結果の取得・利用が可能です。

システム構成例

システム構成例

計測画面のサンプル

画面サンプル

MPEG4計測の様子を動画ファイルで見る(MPEG4形式・980KB)

(参考)海象監視システム技術の適用例

分野 適用例と機能 内容





油の不法投棄、流出の監視 沿岸域での事故等による油の拡散方向監視
海面浮遊物(不法投棄)の監視 沿岸域での海表面における浮遊物の流速・流方向
河口付近の堤防建設による海流変化監視 海上構造物による海流の変化を観測(海表面における流速・流方向)






海水浴場等での離岸流把握・監視 離岸流の発生の解明に利用
河川洪水流監視 河川の水面における流速・流方向を求め流量を調査する
既存ライブカメラに本システムを組み込み活用 海面、河川水面を監視する目的で設置してあるライブカメラシステムに後付する。水面における流速・流方向監視
夜間監視 昼夜を問わず撮影を行えるデイナイトカメラを用いた観測が可能。水面における流速・流方向監視

注)本リリース文中では、海岸線から1km以内を「沿岸域」としています

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以上


本プレスリリースに関するお問い合せ先

株式会社イメージワン GEOインフォメーション部
東京都新宿区西新宿2-7-1 新宿第一生命ビル12F 〒163-0712
電話 03-5908-2850

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