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2006年6月6日

Carnegie Institution - Department of Global Ecology
(カーネギー財団生態環境部)への当社エンジニア派遣のお知らせ

この度、株式会社イメージ ワン(代表取締役 梨子本 紘)(以下「当社」という。)はCarnegie Institution1) - Department of Global Ecology(以下「カーネギー財団生態環境部」という。所在地:米国カリフォルニア州スタンフォード大学構内)に当社エンジニア1名を派遣する事に関して双方合意し派遣契約を締結しましたので、お知らせいたします。

この契約により、カーネギー財団生態環境部のAsner Laboratory2)(以下「アズナー研究室」という。)において、当社エンジニアは、航空機や地球観測衛星等によるリモートセンシング3)の新しいセンサーであるハイパースペクトラル・センサー4)から得られた画像データを用いたプロジェクトへの参加が可能になります。契約期間は1年間で2006年9月から開始されますが、双方の合意により派遣期間が延長できます。

当社エンジニア派遣の目的は、カーネギー財団のリモートセンシング分野の専門家と共に研究プロジェクトに携わることにより、世界的な研究機関の研究者とのネットワークを構築することに加え、最終的にはハイパースペクトラル・センサーからの画像データの利用に関する先進技術を当社へ導入し、当社の衛星画像ビジネスの拡大を図ることです。期間中、当社のエンジニアはアズナー研究室内で進行中のリモートセンシングプロジェクトメンバーの一員として環境保全や生態系力学に関する研究活動を行います。ハイパースペクトラル・リモートセンシングに関する研究の応用は、防衛、インテリジェンス、環境、林業、農業、そして生態系力学の分野において大いに期待されており、このエンジニア派遣により、当社は他社に先駆けて近い将来普及が期待されるハイパースペクトラム・センサーからの画像データの我が国での実利用開発を進めて参ります。

また、この度の契約についてカーネギー財団生態環境学部のChris Field部長は、「今回のこの合意はカーネギー財団の研究や科学者達の教育を推し進める一方でイメージワンの目的をサポートするという画期的なもので私たちにっとても大変興味深いものです。我々の生態環境学部はカーネギー財団の中でも一番新しい部でもあり、我々のスタッフはこの研究分野に新技術を導入するという役割を果しています。」と述べています。

当社といたしましては、我が国に於いてアズナー博士によるハイパースペクトラル・リモートセンシングに関するセミナー開催を計画しております。

1) Carnegie Institution(カーネギー財団)
カーネギー財団はアンドリュー・カーネギーが人類のための基礎研究や科学的発見のための組織として1902年に設立した民間組織であり、研究の独立と独創性を維持するための特別な場所として100年以上も高い評価を得ている非営利団体であります。バーバラ・マクリントク氏(遺伝子学)などのノーベル賞受賞学者を多数輩出しております。

2) Asner Laboratory(アズナー研究室)
カーネギー財団生態環境部に属する研究室の一つで、地球環境の中でもとりわけ生態学的に人間への影響を科学する研究機関です。研究員は生態学者、リモートセンシングスペシャリストや空間アナリストから構成されており、日々世界的視野にたった研究、特に衛星データを利用しながら、森林伐採、砂漠化そして侵入生物種といった生態学的に難しい問題・課題に取り組んでおります。アズナー博士は、物理的、化学的な地形の変化を見出すことで、具体的な土地利用戦略が生態系に及ぼす影響について研究しております。例えば彼の研究により、ブラジルの熱帯雨林地帯において森林の周囲には手をつけずに一本一本を選択して伐採することにより、毎年コネチカット州と同じ位の広さの熱帯雨林に悪影響を及ぼしているということが解明されました。これはこれまでに推定されていた影響の2倍の量になります。
(この研究について詳細は下記ホームページをご参照下さい:http://www.carnegieinstitution.org/news_releases/news_0510_21.html)

3) リモートセンシング
人工衛星等に搭載した観測機器(センサー)を用いて、対象物に直接触れずに遠く離れたところから、対象物の形状及び性質を観測する技術をリモートセンシングといいます。これはあらゆる物質が光などの電磁波を受けると、その性質に応じて反射又は吸収するという電磁波の特性を利用しているからです。

4) ハイパースペクトラル・センサー
従来の光学センサーではとらえることのできない近赤外光までをカバーし、極めて高いスペクトル分解能を有するセンサーを示します。一般的な光学センサーは、主に肉眼でも視認できる色や形によって観測対象物を判別するのに対して、ハイパースペクトラル・センサーは、観測対象物の物性を判別することができるため、植生管理や鉱物資源探査、環境監視など幅広い応用分野を持ちます。また、塗装などによって周囲と同色にカモフラージュされた物体を識別できるので、安全保障用途でも注目されております。

以上



関連リンク

カーネギー財団のプレスリリース
http://www.carnegieinstitution.org/image_one.html



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